登場人物

主要人物

フランク シュト

8人の魔女

シルク ナーシェ ライダ エノラ フールー シンディー セイル ラミア

物語に関わる重要人物

リドー リリー ウィーグル

  フランク
  本作の主人公。幼いころに姉を魔女に殺されたトラウマを抱え、魔女と思われた女性を非情にも切っている男。しかし、そんな彼にも例外はあるようだ……。

  シュト
  フランクの前に現れた謎の女性。名前は「何もない」を意味する。強力な魔力を持つ魔女であるが、本物の魔女を倒せるようにとフランクに3つの宝玉を渡す。その口ぶりから過去フランクとなにかがあったようである。

 シルク
  フランクが戦うことになる8人の魔女の1人。自らの意思で物体を溶解させることができる溶解魔女。彼女は魔女の中では珍しく人が住んでいるところで共存しているが、表向きとは異なり、その場所は既に大きく歪んでしまっているようだ。

 ナーシェ
  フランクが戦うことになる8人の魔女の1人。霧の谷の中にある既に放棄された砦に住み続けており、近づく者には容赦なく光の矢を放ってくる。かつてはこの砦で仲間と共に戦っていたようだが………

 ライダ
  フランクが戦うことになる8人の魔女の1人。この世界とは違う空間である亜空へと繋がっている洞窟に住んでおり、空間そのものを歪ませる力を持つ。この世界で生まれた時から人の形をしていたのは彼女だけらしく、人としての基本的な考えや感覚に齟齬がある。

 エノラ
  フランクが戦うことになる8人の魔女の1人。様々なものが投棄された海に住んでいて、船乗りを惑わすとも助けるとも言われていた。海神と呼ぶ存在を慕っているが、その存在は影のように動くだけで通常は視認できない。

 フールー
  フランクが戦うことになる8人の魔女の1人。人里離れた巨大な館に住み、何人も寄せ付けないその様子から完全防護の魔女と呼ばれている。その見た目とは裏腹にこの地域では最古参の魔女である。絶大な力を持つが、そんな彼女も守り切れないものがあるらしい……。

 シンディー
  フランクが戦うことになる8人の魔女の1人。森の奥深くに住んでいて、常人では出せない声を使い動物や植物を操る。過去に彼女をこのような力を持たせたのは、重要な人物の裏切りがあったことが関係しているらしいが……。

 セイル
  フランクが戦うことになる8人の魔女の1人。砂漠の中に忘れ去られた巨大建造物ジッグラトの中に住んでいる双子の魔女。2人の意思は完全に連結していて、その肉体も必要に応じて合体でき、その際に生じる電磁波が周囲に影響を与えていた。

 ラミア
  フランクが戦うことになる8人の魔女の1人。特定の場所にいるわけではなく、常にふらふらとうろついてはその場の動植物を捕食する「大食い魔女」。掴みどころのない性格と話し方をするが、それは彼女の中に秘めているものを隠すための手段でしかないのかもしれない。

  リドー
  自称「気まぐれ風」。魔導士にして商人。風体同様どうにも言動が掴みにくい飄々とした調子の男だが、なにかとフランクとシュトに気をかけているようにも見える。

  

  リリー
  フランクの姉。かつて幼いフランクと2人で静かに暮らしていた。だが、魔女であると疑われ投獄される。村人の目を離したすきにフランクによって救い出されるが……

 ウィーグル
  常に絵を描き続けている芸術家にして、色を操る彩の魔導士。やる気がないのかあるのか、絵を描き続けるものの完成させる気は全くないらしい。フランクの持つ宝玉に色を付け、その色に合わせて魔法が使えるようになる"パレット"を渡してくれる。


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